脱毛サロンで取り入れられているS.S.C脱毛とは?

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これまでのエステサロンでは、メラニン色素に反応する光で毛根組織を破壊する光脱毛が主流でした。ただ最近、新たな脱毛法として注目されるS.S.C脱毛を導入しているサロンが増えています。
S.S.C脱毛は、業務用脱毛機の老舗メーカーであるイタリアのDEKA社が日本向けに開発した脱毛法です。使うのは、制毛に効果があるとされるフィリニーブという植物由来成分を配合したトレジャービーンズを含んだビーンズジェル。この制毛ジェルにクリプトンライトという光を当て、制毛効果を与えるという仕組みです。このクリプトンライトは毛根に直接的な刺激を与えるものではないのでやけどのリスクがなく、光脱毛よりも安全性が高いとされています。

また、ビーンズジェルに含まれるトレジャービーンズにはコエンザイムQ10などの多くの美肌成分も含まれています。このジェルを使えば脱毛だけではなくフェイシャルやバストトリートメントも可能になるため、それらのケアがまとめてできるサロンも多いようです。ちなみにサロンで使われている業務用脱毛機は、ウィズ・アスのような会社で導入サポートを行っています。業務用脱毛機に関するノウハウの提供や店舗へのアドバイスなどを通して、より技術力のエステサロンづくりを支援している会社です。私たちは安全かつスピーディーに脱毛できるのは、こういった人たちの努力あってこそといえるでしょう。

1つ注意してもらいたいのが、このS.S.C脱毛が提供しているのは「制毛(オフヘア)」であるということ。毛の生成を抑えるものであり、完全に毛をなくす永久脱毛とは意味が変わってきます。「施術が痛かった」「脱毛完了してからしばらく経っても生えてこない」といった口コミを見かけるかもしれませんが、これは制毛成分が効いているというよりも光のパワーが毛根に何かしらの刺激を与えている可能性があります。痛みを与えたり、毛がなくなったりといった効果は制毛ジェルにはありません。S.S.C脱毛をする場合には、ムダ毛が完全になくなることはないということを念頭に置いた上で検討してみてください。

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